ー昨日は世界的な指揮者である、小澤征爾さんの演奏会へ行ってきました。
彼は食道がんや腰痛などの体の不調から一時休養していましたが、先月下旬から海外演奏会を再開していて、今回のフランス演奏会は3年ぶりなんだそうです。
それもあってThéâtre des Champs Elysées(シャンゼリゼ劇場)には、日仏を問わずたくさんの人々が訪れていました!!
今回の演奏会では、スイスに自ら設置した音楽塾「スイス国際音楽アカデミー」の若手弦楽奏者25人とともにバッハの協奏曲とバルトークのディベルティメントの2曲を披露してくれましたよ。
彼は体調を心配して用意された椅子を一切使うこともなく、バッハの協奏曲では軽やかで、かつ繊細な動きで一挙に指揮し、バルトークの曲では前半の静かな曲調をじっくりと聞かせたあと後半は時に足を大きく踏み出したり、時に銀髪を震わせるなどして全身で音楽を表現していました。
病気をしていたなんて思えないほどの迫力さで、指揮をする彼の姿はまるで音楽を、若手の弦楽奏者全員の美音を操っているかのようでした。
彼の指揮姿は限りなく美しく、心に響くオーケストラを聞くことが出来ました^^
そう思っているのは私だけではなく、会場内の全員がかじりつく様にステージに注意を向け、演奏が終わるとともに私たちは自然とスタンディングオベーション。
会場内はいつまでも拍手が鳴りやまず、感動に包まれていました~~。
このチケットはお客様から頂いたものなのですが、演奏会後はプライベートな空間でシャンパンやカクテルが楽しめたり、小澤征爾さんと写真を撮ったりも出来ましたよ☆彡