2012年7月24日火曜日

ゆうと「愛の錠」

 
  パリは只今、夏です!
とはいえ、暑い日と寒い日、快晴の日と雨の日が交互に訪れ、天候は不安定です;
 さて夏になると、カフェテラスや路上では、愛を囁き、キスをし合う恋人達の光景をよく目にします。*д*




そんな彼らに人気のある場所が、セーヌ川にかかる「ポンデザール(芸術橋、Pont des Arts)」。

 ここは3年くらい前から主に恋人達が集まるようになり、橋のフェンスに南京錠を掛け、永遠の愛を誓うのが流行となっています。

この流行は、イタリアの恋愛小説『Ho voglia di te(君が欲しい)』に出てくる一場面を真似たものらしいのですが・・・



 



毎日多くの恋人達がこの橋のフェンスに南京錠を掛けていくので、一時は2000個近くにも達して、古い橋がそれらの重さに耐えられなくなり、一時それらが撤去されることもありました;
パリ市としては、フェンスに錠を取り付ける行為の禁止を呼び掛けているものの、南京錠を掛けるカップルは一向に絶たないよう様子。
 景観にも賛否両論があるようですが、まぁ、これも一つのパリ景観として考え、

私は恋人達が錠に書いた熱い一言メッセージを読み、一人赤面していたのでした。