2013年12月22日日曜日

―ゆうと「ノエル市」―

   気づけばすっかり年の瀬ですが、みなさんはいかがお過ごしですか?

先日私は、フランスとドイツの国境にあるストラスブールへ行ってきました。

ここは1日もあれば、ほぼ徒歩で移動できるほどのとても小さな町。

町全体は15世紀から16世紀にかけて建てられた木骨組の家々が並び、その風景はまるでおとぎ話の中にいるよう。(宮崎駿監督の映画「ハウルの動く城」のモデルになったといわれています。) 

これらの美しい街並みやアルザス地方の特産品などを楽しみ、町歩きするのもいいのですが、今回私は今の時季の1か月間のみ行われているノエル市(Marché de Noël)を中心に散策してきました。

このノエル市は1570年(もう443年も続いています。)から開催されていて、フランスでは最も古い歴史を持っているといわれています。

毎年12月の約1か月間に世界中からここのノエル市に訪れる観光客数は、なんと200万人なんだとか!Σ(×_×;)!(ストラスブールとその周辺の人口がおよそ45万人なので、その4倍以上もの人々が12月中に集中することになります!!)

想像どおり、大変な人出でにぎわっていました~~。

 山小屋風のお店は何百件とはしごができるほど並んでいて、伝統的なクリスマス雑貨やクリスマスツリーの飾り・伝統工芸品・スパイス(香辛料)パン・お菓子・フォワグラ・キャンドル・・・と書ききれないほどの種類の品々が売られていました。

 その中でも私のおススメは、寒い冬に身体を温めてくれるホットワイン(Vin chaud)!

これは赤ワインに、シナモン、八角、オレンジピールなどの香辛料と、砂糖やシロップを加えて火にかけたもの。

マイナスの気温の中、白い息を吐きながら飲むこのホットワインは味も香りも最高に良い!!体がほかほか温まるし、ほろ酔い気分で眺めるノエル市のイルミネーションは幻想的~☆彡

私は時間が過ぎるのも忘れて、この時季にしか出合えない風景や食材を満喫してきたのでした。