2013年4月22日月曜日

-ゆうと「アフリカ音楽」-

先日はアマドゥ&マリアム(AMADOU & MARIAM)のコンサートへ行ってきました。
彼らは西アフリカ・マリ出身で盲目の夫婦アーティストです。
2004年に発売した5枚目となるアルバム「Dimanche à Bamako」(バマコの日曜日)が世界的に大ヒットし(特に欧州で大ブレイクしました)、それ以来、彼らは世界中をコンサートしながら旅する日々なのだとか^^
2年前には日本にも来日しています。
フジ・ロック・フェスティヴァルに出演していたので、ご存じの方もいるのでは??
 当日、会場内は満員!!










  アマドゥとマリアムはスタッフに手を引かれて、静かにステージ中央へ登場してきました。ほとんどの観客は、ふたりの目が見えないことを認識しているので、「うぉー!!!!!」と大歓声で彼らを迎えます。
私はずっと前から、彼らの音楽を生で聴きたい!と思っていたので、すぐ自分の目の前に彼らがいるって言う事実だけで、私も黄色い声を上げて、コンサート前から大興奮。
 彼らの音楽はアマドゥのギターをはじめとして、ポコポコ泡立つような音を音楽的伝統として持つマリ音楽に、エジプトのナーイ(葦笛)やインドのタブラ、ドゴンの打楽器などをミックスした音楽をバックサウンドに、彼らはいつだって、自分自身について語る(歌う)。それは、マリでは自然なことなのです。
 ふたりの歌はまるで、お互いの存在を、お互いの気持ちを確かめあっているかのように聴こえました。出会う前に光を無くしたアマドゥとマリアムは、お互いの顔を見たことが無いんですね。隣にいるけれど、見ることのできない「あなた」のことを思いながら歌っている2人。2人には、静かな強さを感じました。










  コンサート後半は、ダンサーズのアフロ・ズンドコ踊りの披露やアマドゥのギターソロ演奏があり、これがまた最高にかっこいい!体を微妙に斜めに傾けながら弾きまくるアマドゥのソロ弾きは、完全にロックでしたよっ;
こうして、ステージは熱気と活気に溢れいきました。ある時は穏やかに、ある時はエネルギッシュにリズムを刻み、私たちは自然とスタンディングしていき 、身体をタテにヨコに踊らせて、彼らの音楽を楽しんだのでした☆彡